ワルシャワ国立歌劇場(Teatr Wielki w Warszawie)は、4月8日に初日を迎える予定だった新制作のムソルグスキー《ボリス・ゴドノフ》の上演を取り止めると発表した。ロシア・ナショナリズム強い作品の上演を取り止めることで、ロシアの侵略に晒されているウクライナへの共感を示したいとみられる。
歌劇場の声明は「私たちの本部は、第二次世界大戦中に落下した最初の爆弾の歴史的記憶が今も残っている都市、ワルシャワにあります。私たちはウクライナで戦争を経験しているだけでなく、ウクライナの人々の苦しみも経験しています。 私たちは、祖国を守るために戦っているウクライナ人の英雄主義に敬意を表します」と伝えている。
写真:Teatr Wielki w Warszawie / T. Tadrała
ワルシャワ発 〓 ワルシャワ国立歌劇場が新制作の《ボリス・ゴドノフ》上演取り止め、ロシアのウクライナ侵略で
2022/03/02
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