指揮者のリッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)が10日、ルイジ・ケルビーニ・ユース管弦楽団を率いてミラノの刑務所でチャリティー・コンサートを行った。演奏には密入国を図ろうとした移民船の廃材を使い、刑務所内の楽器製作工房で製作された楽器が使用された。コンサートにはソプラノのローザ・フェオーラも加わった。
コンサートが行われたのは、1,400人以上を超える受刑者を擁するイタリア最大の刑務所で、ミラノ大都市圏に属するオペラ市にあるカルチェレ・ディ・オペラ刑務所。コンサートはヴィヴァルディの弦楽とチェンバロのためのイ長調協奏曲で幕を開けた。
途中、他の刑務所の受刑者が個人的な思いを綴った詩を朗読があり、フェオーラがヴェルディ《オテロ》から“アヴェ・マリア”を歌い、最後は一部の受刑者、ボランティアのメンバーたちも加わってヴェルディ《ナブッコ》の“行け、我が思いよ、黄金の翼に乗って”を合唱したという。
写真:Orchestra Giovanile Luigi Cherubini

ミラノ発 〓 リッカルド・ムーティがルイジ・ケルビーニ・ユース管を率いて刑務所で受刑者のためのチャリティー・コンサート
2026/01/13
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