マドリードを本拠地とするRTVE交響楽団(Orquesta Sinfónica de RTVE)が次期首席指揮者にフランスのアレクサンドル・ブロック(Alexandre Bloch)を迎えると発表した。任期は2026/2027シーズンからで2028/2029シーズン終了までの3シーズン。2022/2023シーズンからその任にあり、2025/2026シーズンで退任するドイツのクリストフ・ケーニッヒの後任。
RTVE響はRTVE(スペイン国営放送)所属のオーケストラ。今回の契約更改に合わせ、合唱団の首席指揮者を務めているマルク・コロヴィッチ(Marc Korovitch)の契約延長と、オーケストラの首席客演指揮者への昇格も発表された。こちらは2025/2026シーズンで退任するトーマス・ダウスゴーの後任で、任期はブロックと同じ2028/2029シーズン終了まで。
ブロックはフランスのアンジェ生まれの40歳。2012年に英国のドナテッラ・フリック指揮者コンクールで第1位を獲得、これまでにドイツのデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者の他、フランスのリール国立管弦楽団の音楽監督(2016ー2024)を歴任し、コンクールを主宰しているロンドン交響楽団にも頻繁に客演している。
写真:Düsseldorfer Symphoniker / Tonhalle / Susanne Diesner
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マドリード発 〓 RTVE交響楽団の次期首席指揮者にフランスのアレクサンドル・ブロック
2025/10/04
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