ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団(Los Angeles Philharmonic)が新シーズンから、ウォルトディズニー・コンサートホール入場時にワクチンの接種証明の提示が必要になると発表した。発表によると、ワクチンはWHO(世界保健機関)またはFDA(米国食品医薬品局)によって承認されたものに限られ、公演中のマスク着用も必要。
コンサートの入場時にワクチンの接種証明の提示に加え、公演中のマスク着用を義務付ける動きがアメリカで広がっている。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、カーネギー・ホールなどに続いて、シカゴでもシカゴ交響楽団やリリック・オペラなどもこの動きに追随している。シカゴは取り敢えず、12月31日までの措置としている。
ただ、接種証明が求められることから、いまのところワクチンを受ける資格がない12歳未満の子供たちが入場できなくなるという新たな問題も起きている。ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団は新ルールの発表で、子供向けのさまざまなコンサートをすべてキャンセルすると同時に発表した。
写真:Walt Disney Concert Hall / Candice Montgomery
ロサンゼルス発 〓 ロサンゼルス・フィルも入場時のワクチン接種証明の提示、マスク着用義務付け。シカゴも追随
2021/08/18
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。