人気メゾ・ソプラノのチェチリア・バルトリ(Cecilia Bartoli)がウィーン国立歌劇場にデビューすることになった。バルトリは「モナコ公の音楽家たち」を率いて、国立歌劇場が行う「ロッシーニ・マニア」にゲストとして連続出演する。
国立歌劇場が行う「ロッシーニ・マニア」は通常の6月30日のシーズン閉幕を1週間延長して行うもの。1822年にウィーンで巻き起こった“ロッシーニ・ブーム”の200年を記念して行われ、ロッシーニ作品を集中的に上演する。
記念公演は6月28日にセミ・ステージ形式でロッシーニ《チェネレントラ》を上演して開幕、バルトリがアンジェリーナを歌う。続いて、《イタリアのトルコ人》の上演が3回。バルトリが芸術監督を務めるモンテカルロ歌劇場のプロダクションを持ち込み、バルトリはドンナ・フィオリラで出演、セリム役のイルデブランド・ダルカンジェロらが出演する。
締め括りは7月8日のガラ・コンサート。こちらは、プラシド・ドミンゴ、ローランド・ビリャソンらが共演陣の豪華さも話題。
写真:Opéra de Monte Carlo / Alain Hanel
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ウィーン発 〓 バルトリが国立歌劇場にデビュー!
2022/06/29
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