ドイツのバーデン=バーデン・フェスティバル(Festspiele Baden-Baden)が今年の復活祭音楽祭の変更を発表した。当初は3月27日から4月5日にかけて行う予定だったが、開催を5月に変更し、期間も6日から9日に短縮される。オルガ・ペレチャッコを迎えてのチャイコフスキー《マゼッパ》は予定通り上演される。また、同時に2022年の復活祭音楽祭のスケジュールが発表された。
2022年の音楽祭は、4月9日から18日の開催。上演するオペラはチャイコフスキー《スペードの女王》で、指揮はキリル・ペトレンコ、演出はパトリス・コリエ & モーシェ・ライザー。歌手陣はリーザにアスミク・グリゴリアン、ゲルマンにアルセン・ ソゴモニアン、トムスキー伯爵にヴラジスラフ・スリムスキーが起用される。
ペトレンコとベルリン・フィルのコンサートは、ソーニャ・ヨンチェヴァを迎えるチャイコフスキー《イオランタ》、アンナ・ネトレプコによるアリア・コンサートが予定されている。ペトレンコ以外の指揮者は、フランソワ=グザヴィエ・ロトとアンドリス・ネルソンス。また、「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」の50周年記念コンサートも行われる。
写真:Festspiele Baden-Baden
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バーデン=バーデン・フェスティバル 〓 今年の復活祭音楽祭は5月開催に変更、2022年のオペラは《スペードの女王》と発表
2021/03/13
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