イタリアのドラギ政権が12日、15日から再びロックダウン(都市封鎖)を行うことを閣議決定した。現地での報道を総合すると、ロックダウンは主要都市を含む過半数の州や地域で行われ、食料品や薬など生活必需品を販売する店を除いて閉鎖される。復活祭(イースター)が終わる4月6日まで続けられる。
イタリアでは2月中旬から新規感染者数が再び増加、特に感染力が強い英国の変異種による感染が急拡大している。高等衛生研究所によると、英国の変異種による新規感染は2月中旬の時点で54%と半数を占める。12日には2万6824人と、「第2波」が猛威を振るった11月下旬の水準に逆戻りの状況。
写真:Presidenza del Consiglio dei Ministri
ローマ発 〓 イタリア、再びロックダウンへ
2021/03/14
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