ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)がベルリン・シュターツカペレ(Staatskapelle Berlin)の北米ツアーの指揮をキャンセルした。本人は「このツアーをとても楽しみにしていたが、大西洋を横断、北米内での移動には私の健康が許さない」とのコメントを発表。3人の指揮者が代役を務める。
今回の北米ツアーは、11月25日から12月3日にかけてトロント、シカゴ、ニューヨーク、フィラデルフィアを回るもの。代役に立つのは、ギエドレ・シュレキーテ、ヤクブ・フルシャ、ヤニック・ネゼ=セガンの3人。シュレカイテは11月25日、26日のトロント公演を振って北米デビューを飾る。
また、11月28日のシカゴ公演を指揮するヤクブ・フルシャはオーケストラ・デビュー。一方、11月30日と12月1日のニューヨーク、12月3日のフィラデルフィア公演を指揮するネゼ=セガンも、ベルリン・シュターツカペレを指揮するのは十数年ぶりになるという。
写真:Arte / Monika Rittershaus
ベルリン発 〓 バレンボイムがベルリン・シュターツカペレの北米ツアーの指揮をキャンセル
2023/11/21
【最終更新日】2023/11/27
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