英国のグラインドボーン音楽祭(Glyndebourne Festival Opera)が2021年の音楽祭の公演ラインナップを発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、今年は音楽祭の開催を断念している。
発表によると、来年の音楽祭は5月20日の開幕で、8月29日までの開催。上演されるオペラは新制作3作品、再演3作品の合計6作品。
開幕を飾るのはヤナーチェク《カーチャ・カバノヴァー》で、音楽祭にとって20年ぶりの新制作。演出を手掛けるのはダミアーノ・ミケレットで音楽祭デビューとなる。
新制作には、ヴェルディ《ルイザ・ミラー》もあり、こちらは音楽祭で初の上演。また、リッカルド・ミナージがモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》を指揮して音楽祭デビューを飾る。
ヤナーチェク《カーチャ・カバノヴァー》= 新制作
演出:ダミアーノ・ミケレット
指揮:ロビン・ティチアーティ
出演:カテジーナ・クニェジコヴァー / デヴィッド・バット・フィリップ / カタリーナ・ダライマン
ヴェルディ《ルイザ・ミラー》= 新制作
演出:クリストフ・ロイ
指揮:エンリケ・マッツォーラ
出演:Kristina Mkhitaryan / チャールズ・カストロノーヴォ
ロッシーニ《イタリアのトルコ人》= 新制作
演出:マリアム・クレモン
指揮:ジャンカルロ・アンドレッタ
出演:エレーナ・ ツァラゴワ / マッティア・オリヴィエーリ / アンドレア・マストローニ
ワーグナー《トリスタンとイゾルデ》
演出:ニコラウス・レーンホフ
指揮:ロビン・ティチアーティ
出演:サイモン・オニール / Miina-Liisa Värelä / カレン・カーギル / ジョン・レリエ
モーツァルト《魔笛》
演出:ルノー・ドゥーセ / アンドレ・バーベ
指揮:コンスタンティン・トリンクス
出演:ソロマン・ハワード / Galina Benevich / ポール・アップルビー / ヨハネス・カムラー
モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》
演出:ニコラス・ハイトナー
指揮:リッカルド・ミナージ
出演:イーダ・ファルク・ヴィンランド / ステファニー・ラウリチェッラ / Alexey Neklyudov / フー・モンタギュー・レンドール
写真:Glyndebourne Festival Opera
もっと詳しく ▷
グラインドボーン発 〓 グラインドボーン音楽祭が2021年の公演ラインナップを発表
2020/09/01
【最終更新日】2022/12/15
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。