演出家のユヴァル・シャロン(Yuval Sharon)が米国デトロイトを拠点とするミシガン・オペラ・シアター (Michigan Opera Theatre)の芸術監督に就任した。シャロンはドイツ・バイロイト音楽祭に最初に招かれた米国人の演出家で、2018年に《ローエングリン》の新演出を手掛けている。
シャロンはシカゴ生まれの40歳。イスラエル人の両親を持ち、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団との仕事で頭角を現し、ウィーン楽友協会で初めて演出を掛けて話題をさらった。
デトロイトでの初仕事は来月、ワーグナー《神々の黄昏》の野外上演になるという。デトロイト・オペラハウスの駐車場を使った公演で、ブリュンヒルデ役には、クリスティーン・ゴーキー(Christine Goerke)が起用される予定。
写真:Askonas Holt
デトロイト発 〓 演出家のユヴァル・シャロンがミシガン・オペラ・シアターの芸術監督に
2020/09/10
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。