訃報 〓 ケネス・ギルバート(88)カナダ出身のチェンバロ奏者

2020/04/19
【最終更新日】2023/02/16

カナダ出身のチェンバロ奏者ケネス・ギルバート(Kenneth Gilbert)が4月16日に88歳で亡くなった。早くから古楽器演奏の第一人者として活動し、フランス・バロック音楽の権威として知られた。

ケベック州モントリオール生まれで、モントリオール音楽大学で学んだ後、パリ高等音楽院に留学してガストン・リテーズ、ルッジェーロ・ジェルリン、ナディア・ブーランジェに師事した。その後、シエナ・キジアーナ音楽院で研鑽を積んだ。

フランスの作曲家を中心にバロック音楽の発掘をいち早く取り組み、1968年にはフランスの作曲家フランソワ・クープランの生誕300周年を記念して全作品の演奏会を行っている。

また、演奏活動のかわたわら、母校以外にロンドンやアントウェルペンの王立音楽院、シュトゥットガルトやストラスブールの音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウムやキジアーナ音楽院など、ヨーロッパ各地で後進の指導に尽力した。

写真:Archives Le Devoir






関連記事

  1. シカゴ発 〓 リリック・オペラが2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  2. ベルリン発 〓 レコード賞「オーパス・クラシック」の年度賞発表、ピアノの角野隼斗が2部門で受賞

  3. ウィーン発 〓 国立歌劇場が3月第4週のストリーミング配信のラインナップを発表

  4. ウェリントン発 〓 ニュージーランド響の次期首席指揮者にジェンマ・ニュー

  5. 訃報 〓 ドミニク・アルジェント(91)米国の作曲家

  6. バルセロナ発 〓 ロメア劇場が新しいロッシーニ・フェスティバル

  7. ライプツィヒ発 〓 市立歌劇場の次期音楽総監督にクロアチアのイヴァン・レプシッチ

  8. ベルリン発 〓 休養していたバレンボイム、ベルリン州立歌劇場の「平和のためのコンサート」で復帰。ウクライナへの連帯を共有

  9. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラが新シーズン、2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  10. ウィーン発 〓 ティーレマン、2024年からスカラ座の《ニーベルングの指環》を指揮

  11. ボーンマス発 〓 ボーンマス響の首席客演指揮者にマーク・ウィッグルスワース

  12. ロサンゼルス発 〓 2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  13. サンフランシスコ発 〓 カリフォルニア州で再度のロックダウン、サンフランシスコ・オペラはドライブインシアター 「トスカ」を延期

  14. モスクワ発 〓 モスクワ国立アカデミー響の芸術監督に29歳のイヴァン・ニキフォルチン、パヴェル・コーガンの後任

  15. ミラノ発 〓 スカラ座が「平和のためのコンサート」開催、ウクライナへの連帯を表明

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。