メトロポリタン歌劇場(Metropolitan Opera)は3月19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2019/2020シーズンの残りの公演をすべてキャンセルすると発表した。
シーズンの閉幕は5月9日。メトロポリタン歌劇場は既に3月31日までの公演をキャンセルすることを発表していた。「ニューヨーク・タイムズ」紙によると、公演のキャンセルで6,000万ドル(約66億円)以上を失うという。
これに伴い、オーケストラのメンバー、合唱団員などはレイオフ(一時解雇)され、健康保険の継続を除き、給与の支払いは3月で打ち切られるという。また、上級メンバーは給与減額、総裁のピーター・ゲルブは給与全体を放棄したという。
メトロポリタン歌劇場は公演がキャンセルになる出演者に対しては、出演契約にある不可抗力条項が適用され、出演料の支払いが行われないことを既に伝えていた。
写真:Metropolitan Opera
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ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が2019/2020シーズンの残りの公演をすべてキャンセル
2020/03/20
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