新型コロナウイルスの感染がヨーロッパで急速に拡大していることを受け、今年で第100回となるゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭の開催中止が発表された。
今年の音楽祭は5月20日から6月1日までの日程で行われ、ドイツ中部ゲッティンゲンとその周辺の地域で例年を大きく超える約120のイベントが計画されていた。
音楽祭は中止の理由に、新型コロナウイルスの流行が5月中に収束する見込みがないこと、出演予定のアーティストの多くが入国禁止区域に出入りしており、彼らが参加できなくなるためプログラム編成ができないことなどを挙げている。
ゲッティンゲンのヘンデル音楽祭は、作曲家ヘンデルをテーマにした音楽祭の先駆け的存在。昨年は12日間に75のイベントが行われ、約14,000人の聴衆を集めている。
写真:Internationale Händel Festspiele Göttingen
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ゲッティンゲン国際ヘンデル音楽祭 〓 第100回の音楽祭の開催を断念
2020/03/18
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