ドイツのバス歌手カルステン・サブロヴスキ(Carsten Sabrowski)が7月20日に急死した。60歳だった。2002年からベルリン・コーミッシェ・オーパーの中心歌手で、ペーター・コンヴィチュニー演出の《ドン・ジョヴァンニ》のレポレロ、バリー・コスキー演出の《フィガロの結婚》のタイトルロール、アンドレアス・ホモキ演出の《黄金のハーン》のドドン王などを演じている。
父はオペラ歌手で、3歳の時にキールからチリ・サンティアゴに移住。13歳の時にドイツに戻り、ハンブルク音楽大学、ウィーン国立音楽大学で学び、1991/1992シーズンにドルトムント歌劇場で歌手デビューした。コーミッシェ・オーパーを拠点にオペラ、コンサートの両方で幅広いレパートリーを持ち、数多くの録音にも参加している。
写真:Komische Oper Berlin
訃報 〓 カルステン・サブロヴスキ (60)ドイツのバス歌手
2024/08/01
【最終更新日】2024/08/05
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