シンシナティ発 〓 吉田文がツェムリンスキー賞を受賞

2019/10/04
【最終更新日】2019/10/17

デンマーク・コペンハーゲンを拠点に活動する日本人作曲家の吉田文(Aya Yoshida)が今年のツェムリンスキー賞に決まった。賞は1990年にルイーズ夫人により、米国のシンシナティ大学に設立された若い作曲家のための賞。賞金は3万ドル。受賞したのは2016年に作曲したオーケストラ曲”Double-face”。吉田は、神戸市出身の29歳。桐朋学園⼤学⾳楽学部作曲科卒業後、デンマーク⾳楽院で修⼠過程を修了。2017年には、デンマーク・日本外交関係樹立150周年を記念した初のオペラ”Skyggen「影」”が上演されて注目を集めた。

作曲家のアレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー(Alexander von Zemlinsky)は1871年、ウィーンに生まれたオーストリアの作曲家、指揮者。1906年から新設のウィーン・フォルクスオーパーの初代首席指揮者の後、プラハのドイツ国立劇場の指揮者を務め(1911-1927)、その後、ベルリンに移って教鞭を執るかたわらクロル歌劇場の指揮者を務めた。1938年、ナチス・ドイツが台頭したことからユダヤ系のツェムリンスキーは米国に亡命、1942年にニューヨーク州ウエストチェスター郡ラーチモントで没した。

写真:facebook.com/ayayoshidacomposer/


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