プラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo)が2020年の東京オリンピック・パラリンピック公式文化プログラムへの出演を辞退した。大会組織委員会が8日に発表したもの。ドミンゴは来年4月、「歌舞伎×オペラ」として、歌舞伎俳優の市川海老蔵と共演する予定だった。「慎重に考慮したうえで、参加しないことを決断した」というコメントを組織委を通じて発表した。
ドミンゴをめぐっては8月中旬、AP通信が1980年代後半から女性歌手やダンサーたちにセクシャル・ハラスメントをはたらいたと報道。一部の被害者が実名で被害を告発していた。ドミンゴは疑惑は否定しているが、ロサンゼルス・オペラの総監督を辞任した他、アメリカの公演はキャンセルが相次いだ。来年1月末に東京でのコンサートが予定されているが、こちらは予定通り行われるという。
写真:Kaori Suzuki / UCLA
東京発 〓 ドミンゴが東京五輪イベントへの出演を辞退
2019/11/09
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