ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)の第2ヴァイオリンの第1首席奏者を務めてきたクリスティアン・シュターデルマン(Christian Stadelmann)が7月26日に亡くなった。60歳だった。
1959年、ベルリン生まれ。ベルリン芸術大学でトーマス・ブランディスに師事した後、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団の団員を経て、1985年にベルリン・フィル入団した。それから2年で第1首席奏者に昇格している。
オーケストラでは20年以上にわたり「評議会」の5人のメンバーを務めていた他、第1コンサートマスターのダニエル・シュタブラーヴァ率いる「フィルハーモニア・カルテット ベルリン」のメンバーとして活動していた。
また、そのかたわら、オーケストラで演奏する音楽家を育成する目的で1972年に設立された「カラヤン・アカデミー」で後進の指導に当たっていた。
写真:Berliner Philharmoniker
訃報 〓 クリスティアン・シュターデルマン(60)ドイツのヴァイオリン奏者
2019/08/01
【最終更新日】2023/02/16
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