ドイツ西部にあるハーゲン市立劇場が音楽総監督にセバスチャン・ラング=レッシング(Sebastian Lang-Lessing)を迎えると発表した。2017/2018シーズンからその任にあったヨゼフ・トラフトンの後任で、任期は2025/2026シーズンから。
トラフトンの後任については昨夏、ヘルメス・ヘルフリヒトに決まった。しかし、ヘルフリヒトはその後、2025/2026シーズンからエアフルト市立劇場の音楽総監督に就任することになり、契約は破棄されていた。
ラング=レッシングはドイツ・ゲルゼンキルヒェン生まれの59歳。ハンブルクで学んだ後、ハンブルク州立オペラの副指揮者として指揮者としてのキャリアをスタート。その後、1993年にベルリン・ドイツ・オペラの芸術監督ゲッツ・フリードリヒから最年少の常任指揮者に抜擢された。
その後、フランス・ナンシーを本拠地とするロレーヌ国立オペラの音楽監督(1999–2006)、オーストラリアのタスマニア交響楽団の首席指揮者(2004ー2011)、米国のサンアントニオ交響楽団(2010ー2020)の音楽監督、ソウルの韓国国立オペラの音楽監督(2020ー2024)を歴任してきた。
写真:San Antonio Express
もっと詳しく ▷
ハーゲン発 〓 市立劇場の音楽総監督にセバスチャン・ラング=レッシング

2025/03/22
この記事へのコメントはありません。