ベルリン発 〓 ベルリン・フィルが2018/2019シーズンの公演プログラムを発表

2018/04/29
【最終更新日】2018/08/21

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が26日、2018/2019シーズンの公演プログラムを発表した。2018/2019シーズンは、芸術監督がサイモン・ラトルからキリル・ペトレンコ(=Photo)に切り替わるシーズン。プレス・リリースによると、シーズン中に行うコンサートの数は121、オペラ公演は6。コンサートのうちの90公演、オペラ公演のうちの2公演を本拠地のフィルハーモニーで行う。本拠地を離れたツアーで行うコンサートは29回。イースター時期のバーデン=バーデン音楽祭では、コンサートとオペラ公演を4回ずつ行う。

ベルリン・フィル・デビューを飾る指揮者は、ヤクブ・フルシャ、ミヒャエル・ザンデルリング、コンスタンティノス・カリーディスの3人。ソリストは、カロリン・ヴィトマン(ヴァイオリン)、マリアンヌ・クレバッサ(メゾ・ソプラノ)、セドリック・ティベルギアン(ピアノ)、ポール・ルイス(ピアノ)、マルティン・グルービンガー(パーカッション)。また、久々に客演する指揮者として、サカリ・オラモ、ワレリー・ゲルギエフの名前が挙がっている。「今年のアーティスト」にはロシアのピアニスト、ダニール・トリフォノフが、「今年の作曲家」にはイギリスのジョージ・ベンジャミンが選ばれている。
写真:Berliner Philharmoniker


    詳細はこちら ▷

関連記事

  1. ウィーン発 〓 メータが「オペルンバル」の指揮をキャンセル

  2. プラハ発 〓 プラハ国民劇場が次期芸術監督にノルウェー国立オペラの前芸術監督を招聘

  3. 東京発 〓 リッカルド・ムーティが第30回「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞

  4. パリ発 〓 パリ国立オペラのコンサート・マスターにペッテリ・イーヴォネン

  5. 浜松発 〓 若手演奏家のためのピアノ・アカデミー再スタートへ

  6. ミュンヘン発 〓 アリス=紗良・オットが多発性硬化症を公表

  7. ストックホルム発 〓 今年の“ノーベル賞の指揮者”にフィンランドのダリア・スタセヴスカ

  8. ミュンヘン発 〓 グルベローヴァがバイエルン州立歌劇場に別れ

  9. パリ発 〓 デュトワがフランス国立管を指揮してフランス音楽界復帰

  10. 第2回「スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクール」はスペインのマリア・ドゥエニャスが優勝

  11. ロサンゼルス発 〓 ドゥダメルがロサンゼルス・フィルとの契約を延長

  12. 北京発 〓 故宮で「ドイツ・グラモフォン」創立120年記念コンサート

  13. 訃報 〓 ゲルト・ザイフェルト(88)ドイツのホルン奏者

  14. マドリード発 〓 イベリア航空が自社初のA350を「プラシド・ドミンゴ」号と命名

  15. テルアビブ発 〓 メータがイスラエル・フィルと“さよならコンサート”

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。