パリ発 〓 ミッコ・フランクがフランス放送フィルとの契約を延長

2020/09/17

フィンランドの指揮者ミッコ・フランク(Mikko Franck)がフランス放送フィルハーモニー管弦楽団(Orchestre philharmonique de Radio France)との契約を延長した。フランクは2015年から首席指揮者を務めており、任期は2027年まで延びる。

フランス放送フィルは、ラジオ・フランス(Radio France)付属のオーケストラ。1976年にフランス公共放送フィルハーモニー管弦楽団、リリック放送管弦楽団、フランス公共放送室内管弦楽団が合併して誕生した。

フランクはヘルシンキ生まれの41歳。地元のシベリウス音楽院でヴァイオリンを学んだ後、指揮者に転身。若くしてヨーロッパのさまざまなオーケストラを指揮しており、ベルギー国立管弦楽団の音楽監督・首席指揮者(2002-2007)、フィンランド国立歌劇場の芸術監督(2006-2013)を歴任している。

写真:Orchestre philharmonique de Radio France / Christophe Abramowitz


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