ドイツのヴッパータール市立劇場が音楽総監督を務める指揮者のパトリック・ハーン(Patrick Hahn)の退任を発表した。2026年夏の契約満了で退任するという。ハーンは2021/2022シーズンからその任にあり、24歳での就任時、ドイツ語圏の劇場で最年少の音楽総監督だった。
ハーンはオーストリア・グラーツ生まれの29歳。ヴッパタールの他、トルコのボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団の芸術顧問兼首席客演指揮者を務め、2021年からはミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者を務め、契約は2026/2027シーズン終了まで延長されている。また、2024年からは英国のロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者でもある。
写真:Münchner Rundfunkorchester
ヴッパータール発 〓 指揮者のパトリック・ハーンが任期満了で市立劇場の音楽総監督を退任へ
2024/10/03
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