ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)がヴィルヘルム・フルトヴェングラーの指揮による放送録音を22枚の全集として発売することになった。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が自らのレーベルで、フルトヴェングラーの録音を発売するのは初めて。
収められているのは、1935年から1945年にかけてドイツ帝国放送が放送用に録音したもの。録音テープはベルリン陥落後、ロシアによって押収されたが、1987年と1991年にドイツに返還された。その音源をリマスタリング(28bit/96kHz)したのが今回の全集。CD/SACDのハイブリッド仕様。
フルトヴェングラーは1922年、アルトゥール・ニキシュの後任として常任指揮者に迎えられたが、1934年に起きた「ヒンデミット事件」でナチス当局と対立して辞任。しかし、その後も終戦まで数多く指揮台に立っている。発売は2月8日。
写真:Berliner Philharmoniker
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ベルリン発 〓 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がオリジナルのフルトヴェングラー全集を発売
2019/01/26
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