米国ワシントンを本拠地とするナショナル交響楽団(NSO)が、音楽監督のジャナンドレア・ノセダ(Gianandrea Noseda)との契約を2025年まで延長したと発表した。ノセダは昨シーズン2017/2018シーズン、着任したばかり(任期は2021年まで)。1年の活動で任期がさらに4年契約された。ナショナル交響楽団はまた、ノセダがリーダーシップを取るさなざまな活動を支援するための特別資金1000万ドルを調達したと発表した。
ナショナル交響楽団は1931年、国事行為や公的な祝祭日のために演奏するためのオーケストラとして設立された団体。本拠地はケネディ・センター。そういう性格の団体の音楽監督に1977年、1974年に旧ソ連を出国してそのまま亡命したムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Mstislav Rostropovich)が突然就任したことでその存在が大きくクローズアップされた。ロストロポーヴィチは1994年まで音楽監督を務め、1990年にはゴルバチョフ体制のソ連へツアーも行っている。
写真:Gianandrea Noseda.com
詳しくはこちら ▷
ワシントン発 〓 ナショナル交響楽団がジャナンドレア・ノセダとの契約を延長
2018/09/24
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。