サンフランシスコ発 〓 香港系イギリス人指揮者のエリム・チャンがサンフランシスコ響の音楽監督に

2026/05/22

サンフランシスコ交響楽団(San Francisco Symphony)が次期音楽監督に香港系イギリス人指揮者のエリム・チャン(Elim Chan=陳以琳)を迎えると発表した。任期は2027/2028シーズンから6年。音楽監督のポストは2025年にエサ=ペッカ・サロネンが退任してから空席になっていた。

チャンは英国領香港生まれの39歳。幼い頃から、チェロ、ピアノ、合唱団を学び、香港のユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)を卒業。その後、医師をめざして米国の名門女子大スミス大学に留学するが、途中で専攻を音楽に変更して卒業した後、ミシガン大学の大学院で研鑽を積んだ。

その後、ロンドン交響楽団が主催する2014年の「ドナテッラ・フリック欧州指揮者コンクール」で、女性指揮者として初めて優勝。2019/2020シーズンからエド・デ・ワールトの後任としてデンマークのアントワープ交響楽団の首席指揮者を務め、2023/2024シーズンをもって退任している。

オーケストラへのデビューは2023年1月で、この6月5日と6日に2回のコンサートが予定されている。夫はオランダ人パーカッショニストで、アムステルダム在住。

写真:Los Angeles Philharmonic Orchestra


  もっと詳しく ▷

関連記事

  1. ハノーファー発 〓 州立オペラが新制作の《フィガロの結婚》を1月20日からストリーミング配信

  2. ウェリントン発 〓 ニュージーランド響の次期首席指揮者にアンドレ・デ・リッダー

  3. モスクワ発 〓 フェドセーエフがチャイコフスキー記念大交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を退任、後任に若手アルセンティ・トカチェンコ

  4. 東京発 〓 新国立劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  5. ボローニャ発 〓 市立歌劇場が2022年の公演ラインナップを発表

  6. ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ・オペラが《ヘリアーネの奇跡》の再演を急きょ中止、テノール歌手の体調不良で

  7. ウィーン発 〓 国立歌劇場がポネル演出の《フィガロの結婚》をライブ・ストリーミング

  8. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場がネット上でスター歌手40人超えの特別ガラ・コンサート

  9. ザルツブルク発 〓 夏の音楽祭はプログラムを組み直して開催を模索

  10. 訃報 〓 チャールズ・ウォリネン(81)米国の作曲家

  11. ウィーン発 〓 国立歌劇場が無料のストリーミング配信再開、劇場閉鎖に合わせて

  12. ライプツィヒ発 〓 ライプツィヒ市が次の「トーマスカントル」を募集

  13. ベルリン発 〓 アルテミス弦楽四重奏団の元第1ヴァイオリン、ヴィネタ・サレイカ=フォルクナーがベルリン・フィルへ

  14. ペーザロ発 〓 ロッシーニ・オペラ・フェスティバルは開催

  15. 東京発 〓 ベルリン・フィルが来夏、河口湖ステラシアターで野外コンサート「ヴァルトビューネ」

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。