ベルリン・ドイツ・オペラ(Deutsche Oper Berlin)が2日、コルンゴルトの歌劇《ヘリアーネの奇跡》の上演を急きょ取り止めた。「異国の男」役を歌う予定だったテノール歌手のミハイルス・カルパジェフスが体調を崩したため。劇場は「この作品は滅多に上演されないため、代役をすぐに見つけることができませんでした」と説明している。
上演が中止された《ヘリアーネの奇跡》は2018年の新制作だったプロダクションで、クリストフ・ロイが演出を手掛けたもの。今回が初めての再演で、2日、5日、8日、11日に上演が予定され、初演時に主役ヘリアーネを演じたサラ・ヤクビアク、指揮のマルク・アルブレヒトが顔を揃えていた。カルパジェフスは5日の公演には出演できるという。
写真:Deutsche Oper Berlin / Monika Rittershaus
ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ・オペラが《ヘリアーネの奇跡》の再演を急きょ中止、テノール歌手の体調不良で
2023/03/03
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