サイモン・ラトル(Simon Rattle)率いるロンドン交響楽団が来年2019年4月から、若い音楽家のための「イースト・ロンドン・アカデミー」を立ち上げる。シーズンの開幕に先立つ13日の記者会見の席でラトル自ら明らかにしたもの。アカデミーでは、オーケストラ・メンバーによるコーチング、メンタリング、マスタークラスが参加者全員に無料で提供される。11歳から18歳までの若者が対象。会場はオールド・ストリートにある「LSO St Luke’s」。1959年に閉鎖された「聖ルーク教会」を改修した建物で、現在はロンドン交響楽団がコンサート、リハーサル会場として使っている。募集は毎年20名。弦楽器奏者、管楽器と打楽器奏者を1年ごとに集めることで、長期的にはアカデミー生による室内オーケストラの編成をめざす。オーケストラは、ロンドンの東部10地区にある音楽教育グループなどと連携することで若い才能を発掘したいとしている。
Photo:London Symphony Orchestra
詳細はこちら ▷
ロンドン発 〓 ラトル&ロンドン交響楽団が若い音楽家のための無料アカデミーを創設
2018/09/15
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。