エド・デ・ワールト(Edo de Waart)がカリフォルニア州のサンディエゴ交響楽団の首席客演指揮者に就任することになった。任期は次シーズンから3年間。デ・ワールトは1941年、アムステルダム生まれの78歳。現在は米国ウィスコンシン州在住。世界の主要オーケストラのほとんどすべてを指揮している他、バイロイト、ザルツブルク音楽祭にも出演している。オーケストラを育て上げることに長けている「オーケストラ・ビルダー」として知られ、これまで数多くのオーケストラの音楽監督、首席指揮者を務め、その数は現役の指揮者の中で最多とも言われるほど。2016年からはニュージーランド交響楽団の音楽監督を務めている。
これまで歴任してきた主なポストは以下の通り。ロッテルダム・フィルの音楽監督(1973 – 1985)、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督(1977 – 1985)、ミネソタ管弦楽団の首席指揮者(1986 – 1995)、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(1989 – 2004)、シドニー交響楽団の首席指揮者(1995 – 2004)、ネーデルラント・オペラの首席指揮者(1999 – 2004)、香港フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督(2004 – 2012)、ミルウォーキー交響楽団の音楽監督(2009 – 2016)、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2011 – 2016)。
写真:Bach Cantatas Website
サンディエゴ発 〓 エド・デ・ワールトがサンディエゴ響の首席客演指揮者に
2019/01/12
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