シカゴ交響楽団の楽団員によるストライキが3月11日に始まってから1ヵ月。交渉妥結の目途はまだ立っていない。11日になって、ボストン交響楽団の楽団員が15,000ドルの支援金を送ったことが明らかになった。メジャー・オーケストラとしては、サンフランシスコ交響楽団に続く動き。また、12日午後、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のオーケストラのメンバーたちが「リンカーン・センター」の真向かいにある「ダンテ・パーク」でストライキを支援するため野外コンサートを行った。参加したのは、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルハーモニック、ニューヨーク・シティバレエの音楽家たち30人。指揮はジョセフ・アレッシー。シカゴ交響楽団からはフルート奏者のエマ・ゲルスタインが駆け付け、スピーチを行った。
写真:Musicians of the Chicago Symphony Orchestra
ニューヨーク発 〓 シカゴ響のストライキへの支援の輪広がる
2019/04/13
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