ミュンヘン発 〓 ミュンヘン響が音楽監督ジョセフ・バスティアンとの契約を延長

2025/09/21

ミュンヘン交響楽団(Muenchner Symphoniker)が音楽監督のジョセフ・バスティアン(Joseph Bastian)との契約を延長した。バスティアンは2023/2024シーズンからその任にあり、今回の契約更改で、任期は2031年まで延びる。

バスティアンはフランス・フォルバック生まれの44歳。スイス系フランス人で、ザール音楽大学でトロンボーンを学んだ後、クラウディオ・アバド指揮のグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活動、2004年にミュンヘンを本拠地とするバイエルン放送交響楽団の首席バス・トロンボーン奏者に就任した。

その後、演奏のかたわらオーケストラの首席指揮者を務めていたマリス・ヤンソンスらの薫陶を受け、2016年にロビン・ティチアーティがキャンセルした3回のコンサートを代役で指揮して大成功を収めて指揮者に転身。2022/2023シーズンからフランスのディジョン・ブルゴーニュ管弦楽団の首席指揮者を務めている。

ミュンヘン交響楽団は1945年、ドイツの作曲家で指揮者のクルト・グラウンケによって設立された団体。当初はグラウンケ交響楽団の名称で活動、ロベルト・ヘーガーやハンス・スワロフスキー、ヴォルフガング・エーベルトといった名匠らが客演した。

1990年にミュンヘン室内管弦楽団の創設者であるクリストフ・シュテップが音楽監督を引継ぎ、現在の名称に変更。ドイツを中心としたヨーロッパ各地、アメリカ合衆国等で年間100回以上の公演を行っている。

写真:Orchestre de Chambre de Lausanne


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロンドン発 〓 ユロフスキがロンドン・フィルと《リング》チクルス

  2. モンハイム=アム=ライン発 〓 オクサーナ・リーニフがウクライナのキーウ響の首席客演指揮者に

  3. 東京発 〓 東京都交響楽団が首席客演指揮者のアラン・ギルバートとの契約を延長

  4. パリ発 〓 シャンゼリゼ劇場が2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  5. カルガリー発 〓 カルガリー・フィルも楽団員84人全員を一時解雇

  6. カッセル発 〓 州立劇場の音楽総監督にラトビアの指揮者アイナルス・ルビキス

  7. ウィーン発 〓 ヤンソンス、キャンセル続く

  8. ウィーン発 〓 サマー・ナイト・コンサートの指揮はネゼ=セガン、ウィーン・フィル

  9. ロサンゼルス発 〓 2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  10. バイロイト発 〓 ワーグナー博物館の地下保管庫に水、4000冊を超える書籍が水浸しに

  11. エルサレム発 〓 ジュリアン・ラクリンがエルサレム響の次期首席指揮者に

  12. グラナダ発 〓 国際音楽舞踏祭は開催へ

  13. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭がカタリーナ・ワーグナーとの契約を2030年まで延長、新設のジェネラル・マネージャーのとの権限分離で“芸術監督職”に専念

  14. 訃報 〓 ジークムント・ニムスゲルン(85)ドイツのバス・バリトン歌手

  15. ミュンヘン発 〓 バイエルン放送交響楽団の本拠地となる新たなホール建設へ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。