ストックホルム発 〓 ロイヤル・ストックホルム・フィルが聴衆なしの3回のコンサートを配信

2020/05/13

スウェーデンのロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Stockholm Philharmonic Orchestra)が5月に3回、選抜メンバー40人による聴衆なしのコンサートを行うと発表した。

コンサートが行われるのは13日、20日、27日。いずれも、ストックホルムを拠点にしているアーティストたちとの共演。中央ヨーロッパ時間(CET)の午後7時開演で、Facebookで配信される。

初日はジャニーヌ・ヤンセン率いるアンサンブルがバッハのヴァイオリン協奏曲などを取り上げる。2夜目はソプラノのニーナ・シュテンメが登場。アラン・ギルバートの指揮で、フェリックス・モットルにより管弦楽版の「ヴェーゼンドンク歌曲集」を歌う。3夜目はマルティン・フレスト指揮によるピアソラの《忘却》など。

ロイヤル・ストックホルム・フィルは1902年の創設。ノーベル賞授賞式で演奏することでも知られ、ギルバートの後を受けて、2008年からサカリ・オラモが首席指揮者を務めている。

写真:Kungliga Filharmonikerna


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立歌劇場が新制作の《魔弾の射手》をライブ配信

  2. エーテボリ発 〓 エーテボリ歌劇場が新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

  3. アムステルダム発 〓 オランダ国立オペラが2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  4. リエージュ発 〓 ワロン王立オペラが「Opera at Home」というストリーミング配信をスタート

  5. バーミンガム発 〓 ミルガ・グラジニーテ=ティーラがバーミンガム市響を退任

  6. シカゴ発 〓 トランペットのエステバン・バタランがフィラデルフィア管弦楽団を退団、1年経たずに古巣のシカゴ響に復帰

  7. ミラノ発 〓 ゲルギエフがイタリア国内の資産売却を進めていると、イタリアの有力紙が報道

  8. リエージュ発 〓 ワロン王立オペラが新シーズン、2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  9. クリスチャンサン発 〓 ジュリアン・ラクリンがノルウェーのクリスチャンサン響の首席指揮者に

  10. ニューヨーク発 〓 音楽マネージメント大手コロンビア・アーティスツが経営破綻

  11. ローマ発 〓 ローマ歌劇場は14日に再開場、続いて野外公演

  12. ブザンソン発 〓 国際指揮者コンクールで沖澤のどかが優勝

  13. ハンブルク発 〓 新制作《後宮からの逃走》で演出家が交代、ハンブルク州立オペラ

  14. アムステルダム発 〓 オランダは全土で部分的なロックダウンへ

  15. ミラノ発 〓 クリスティアン・ティーレマンが代役で久々にスカラ・フィルの指揮台に

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。