ドイツ・ライプツィヒを本拠地とするゲヴァントハウス管弦楽団(Gewandhausorchester Leipzig)が音楽監督のアンドリス・ネルソンスとの契約を延長した。ネルソンスは2018年からその任にあり、今回の契約更改で任期はさらに5年、2022/2032シーズン終了まで延びる。
ネルソンスはラトビアの首都リガ生まれの46歳。ラトビア国立歌劇場管弦楽団の首席トランペット奏者から指揮者に転身し、ネーメ・ヤルヴィ、ヨルマ・パヌラ、マリス・ヤンソンスに指揮を学んだ。ラトビア国立歌劇場の首席指揮者(2003-2007)、バーミンガム市交響楽団の音楽監督(2008-2015)を歴任。2010年にはドイツのバイロイト音楽祭にデビューしている。
2014年には米国のボストン交響楽団の音楽監督に就任。こちらは昨年1月に契約を延長したが、有効期限が定められていない「ローリング契約」を結んだ。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とも関係も良く、2020年の「ニューイヤー・コンサート」、2024年の「サマー・ナイト・コンサート」の指揮を任されている。
写真:Gewandhausorchester Leipzig
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ライプツィヒ発 〓 アンドリス・ネルソンスが音楽監督を務めるゲヴァントハウス管との契約延長
2025/09/05
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