トーレ・デル・ラーゴ発 〓 ソプラノのマリア・ホセ・シーリ、セットから転落も最後まで歌い切って大喝采浴びる

2025/09/06

イタリアのトーレ・デル・ラーゴで行われている「プッチーニ・フェスティバル」で8月30日、《マノン・レスコー》上演中に歌手がセットから滑り落ちるも応急処置を受けて最後まで歌い切って大喝采を浴びた。大熱演の主は、主人公マノン・レスコーを歌っていたイタリア系ウルグアイ人のソプラノ、マリア・ホセ・シーリ。

この日は《マノン・レスコー》の初日。事件が起きたのは、最終幕第4幕の二重唱の直前だったという。ダニエレ・デ・プラノの演出の下、舞台上には、イゴール・ミトラジによる裸の男声の巨大な胴体のセットが置かれていたが、シーリはその上を移動しようとしてステージに滑り落ちてしまったという。

当然、演奏は中断。しかし、中断は15分ほど。応急措置を受けたシーリは雷鳴のような拍手に迎えられてステージに戻り、椅子に座ってデ・グリューとの最後の二重唱を歌い切って大喝采を浴びたという。

公演の指揮はヴァレリオ・ガッリで、歌手は、レスコーの兄にクラウディオ・スグーラ、デ・グリューにルチアーノ・ガンチ、ジェロンテにジャコモ・プレスティアが起用されていた。

写真:Festival Puccini / Nicola Gnesi


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. マルティナ・フランカ発 〓 ヴァッレ・ディトリア音楽祭が2026年の公演ラインナップを発表

  2. ミラノ発 〓 スカラ座の次期音楽監督にミョンフン・チョン

  3. ブカレスト発 〓 休養していたアルゲリッチがエネスク音楽祭で現場復帰

  4. サヴォンリンナ発 〓 オペラ・フェスティバルが2021年夏の公演ラインナップを発表

  5. アヴァンシュ発 〓 夏のオペラ・フェスティバルを運営する財団が破産宣言

  6. ローマ発 〓 “パイロット”ハーディングが自分が乗務する便で、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管のメンバーをパリへ

  7. ミラノ発 〓 シャイー緊急搬送される、スカラ座で指揮の途中に

  8. マチェラータ発 〓 スフェリステリオ音楽祭が開催決定

  9. コッレッジョ発 〓 レオ・ヌッチが引退を“宣言”

  10. トリノ発 〓 アンドレス・オロスコ=エストラーダがRAI国立交響楽団の首席指揮者に

  11. ナポリ発 〓 サン・カルロ劇場がエンニオ・モリコーネ唯一のオペラを世界初演

  12. ザルツブルク発 〓 ザルツブルク音楽祭が2026年夏の公演ラインナップを発表

  13. シンシナティ発 〓 マリン・オールソップが五月声楽祭の芸術監督に

  14. ローマ発 〓 ローマ歌劇場の次期音楽監督にミケーレ・マリオッティ

  15. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が《椿姫》の新作を4月にストリーミング配信

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。