サンフランシスコ・バレエ団が芸術監督にスペイン出身のタマラ・ロホ(Tamara Rojo)を迎えると発表した。バレエ団が女性のバレエ監督を迎えるのは初めて。2012年から務めてきたイングリッシュ・ナショナル・バレエ団の芸術監督兼リード・プリンシパルは退任するという。
ロホは1974年、カナダ・モントリオール生まれの47歳。生後4ヶ月で両親の故郷であるスペインに移り、10歳でマドリードにあるヴィクトール・ウラーテ・バレエ学校に入学、1994年のパリ国際ダンス・コンクールで金賞と特別賞を受賞して頭角を現した。
1996年、コンクールの審査員だったガリーナ・サムソワの招きでスコティッシュ・バレエ団に入団するが、1997年にはイングリッシュ・ナショナル・バレエ団に移籍、プリンシパルとして活躍した。2000年にダーシー・バッセルの代役として客演したことでロイヤル・バレエ団に移籍、13年にわたってプリンシパルとして活躍した。
写真:tamara-rojo.com / Karolina Kuras
サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・バレエ団の芸術監督にタマラ・ロホ
2022/01/12
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