バイロイト音楽祭の総監督カタリーナ・ワーグナー(1978-)が2020年、リセウ劇場でワーグナー《ローエングリン》の演出を手掛けることになった。ジョセップ・ポンスの指揮の下、クラウス・フロリアン・フォークトのローエングリン、エリン・ウォールのエルザ、エヴェリン・ヘルリツィウスのオルトルート、ギュンター・グロイスベックのハインリッヒという歌手陣で、ライプツィヒ歌劇場との共同制作。
カタリーナは作曲家リヒャルト・ワーグナーの孫で、戦後長く音楽祭の総監督を務めたヴォルフガング(1919-2010)の末娘。ヴォルフガング亡き後、2008年からヴォルフガングの前妻の娘エーファ・ワーグナー=パスキエの二人が音楽祭を共同で運営する体制が組まれたが、2015年からはカタリーナが一人で切り盛りしている。ベルリン自由大学で演劇学を学び、ベルリン国立歌劇場で研修。以後、いくつかのオペラハウスで演出を手掛けてきた。
写真:Bayreuther Festspiele
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バルセロナ発 〓 カタリーナ・ワーグナーがリセウ劇場《ローエングリン》を演出
2018/08/27
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