ハンブルクを本拠地とするNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(NDR Elbphilharmonie Orchester)が首席コンサートマスターにデヴィッド・ラジンスキー(David Radzynski)を迎えると発表した。首席コンサートマスターのポストは、40年にわたってその任にあったローランド・グロイターが2023年に退任してから空席になっていた。
任期は2025年8月から。ラジンスキーは米国のヴァイオリニストで38歳。インディアナ大学、イェール大学、パーク大学で学び、2015年からイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務め、2023年から昨年3月まで約2年間、クリーブランド管弦楽団のコンサートマスターを務めた。
オーケストラにはこの3月に客演しており、そこから話が進んだとか。この夏のメクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭、グラフェネッグ音楽祭に出演した後、9月のシーズン開幕コンサートで本拠地デビューを果たすという。
写真:Park University
ハンブルク発 〓 NDRエルプフィルハーモニー管の首席コンサートマスターにデヴィッド・ラジンスキー

2025/06/07
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