ベルギーのブリュッセル・フィルハーモニック(Brussels Philharmonic)が首席客演指揮者にイスラエルのイラン・ヴォルコフ(Ilan Volkov)を迎えると発表した。ブリュッセル・フィルハーモニックは2022/2023シーズンから音楽監督に大野和士を迎えることが決まっている。
ブリュッセル・フィルハーモニックは首都ブリュッセルを本拠地とするオーケストラで、ベルギー国立放送協会(NIR/INR)が1935年に発足させた放送用オーケストラが前身。フランダース放送管弦楽団といった名称で活動、現在はフラマン語共同体の一組織として活動している。
ヴォルコフは1976年、イスラエル・テルアビブ生まれの46歳。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のユース・オーケストラの首席指揮者、ボストン交響楽団のアシスタント・コンダクターを経て、2003年から2009年までBBCスコティッシュ交響楽団の首席指揮者。退任後は首席客演指揮者を務め、2011年から12年にアイスランド交響楽団の音楽監督兼最高指揮者も務めている。
写真:maestroarts.com / Astrid Ackermann
ブリュッセル発 〓 ブリュッセル・フィルの首席客演指揮者にイラン・ヴォルコフ
2022/02/22
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