改名して新たなスタートを切った「東京国際指揮者コンクール=Tokyo International Conducting Competition」で13日、ギリシャのコルニリオス・ヴィクトル・ミハイリディス(Kornilios Viktor Michailidis)が優勝した。第2位に英国のライリー・ホールデン・コート=ウッド(Riley Holden Court-Wood)、第3位に日本の吉﨑理乃(Ayano Yoshizaki)が入賞した。
コンクールは1967年、民主音楽協会によって「民音コンクール」として創設され、3年に1度開催されてきた。1988年に「東京国際音楽コンクール」と改名、さらに20回目を迎えた今年、新たな名称に改名をした。アジアで長年継続されている国際的なコンクールとして知られ、これまでに国際的に活躍する指揮者を数多く輩出している。
今回は291名が応募、うち18人が予選に進み、入賞となった岡崎広樹(hiroki Okazaki)を含めた4人で本選が争われた。審査委員長は尾高忠明が務め、委員には広上淳一、オッコ・カム、下野竜也、ユベール・スダーン、高関健といった指揮者、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターを務めるライナー・ホーネックらが名を連ねている。
写真:Tokyo International Conducting Competition
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東京発 〓 「東京国際音楽コンクール」改め「東京国際指揮者コンクール」で、ギリシャのコルニリオス・ヴィクトル・ミハイリディスが優勝
2024/10/15
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