フランスのオーボエ奏者ヴィクトル・アヴィア(Victor Aviat)が病気のため1日に亡くなった。42歳だった。チューリヒ歌劇場管弦楽団、ルツェルン音楽祭管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、モーツァルト管弦楽団などの首席奏者として活躍、最近は指揮者として活動の場を広げていた。
フランス・モンペリエの生まれ。チューリッヒ芸術大学でオーボエ、ピアノ、指揮を学び、チューリヒ歌劇場管弦楽団を振り出しにオーボエ奏者として活躍。この10年ほどは指揮者としても活躍。フランスのリール国立管弦楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、英国のロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団などに客演していた。
2015/2016シーズンにはリヨン国立オペラでオッフェンバッハのオペレッタ《にんじん王》を指揮、これがラジオとテレビで広く放送され、2016年の「国際オペラ・アワード」では「最優秀再発見賞」を受賞している。
写真:https://www.victoraviat.com
訃報 〓 ヴィクトル・アヴィア(42)フランスのオーボエ奏者

2025/05/02
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