フランスのアンサンブル・アンテルコンタンポラン(Ensemble InterContemporain)が次期音楽監督にフランスの指揮者ピエール・ブリューズ(Pierre Bleuse)を迎えると発表した。任期は2023年からで、2013年からその任にあるマティアス・ピンチャーの後任。
アンサンブル・アンテルコンタンポランは1976年、フランスの前衛作曲家で後に指揮者としても活躍した故ピエール・ブーレーズによって組織された室内オーケストラ。本拠地はパリで、ソリスト31名編成の、現代音楽の演奏に特化した演奏集団として活動をスタートさせた。
ブリューズはブローニュ・ビヤンクール生まれの44歳。パリ高等音楽院でヴァイオリンを学んだ後、ヘリシンキやジュネーブでヨルマ・パヌラなどに学んで指揮者に転身。2021/2022シーズンからデンマークのオーデンセ交響楽団の首席指揮者を務めている。
写真:Gstaad Festival
パリ発 〓 アンサンブル・アンテルコンタンポランの次期音楽監督にピエール・ブリューズ
2021/12/03
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