2010年からウィーン国立歌劇場バレエ団の芸術監督を務めてきたマニュエル・ルグリ(Manuel Legris)がミラノ・スカラ座バレエ団の芸術監督に就任することになった。本人がSNSで明らかにした。2002年から芸術監督を務めてきたフレデリック・オリビエリ(Frédéric Olivieri)の後任。
スカラ座は今年2020年、首脳陣が総入れ替えになる。ウィーン国立歌劇場の総裁を勇退するドミニク・マイヤー(Dominique Meyer)をアレキサンダー・ペレイラ(Alexander Pereira)の後任に迎えることが決まっており、ルグリもそれに追随する格好。
ルグリは1964年、パリの生まれ。11歳だった1976年にオペラ団付属のバレエ学校に入学。1986年のニューヨーク公演後、当時の芸術監督ルドルフ・ヌレエフに指名され、第一舞踊手(プルミエ・ダンスール)を経ずにエトワールに任命された。エトワールを23年務めた後、現在のポストに就任している。
写真:Vienna State Ballet / Michael Pöhn
ミラノ発 〓 マニュエル・ルグリがスカラ座バレエ団の芸術監督に
2020/02/19
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