モスクワ発 〓 ユロフスキがスヴェトラーノフ記念ロシア国立交響楽団との契約を延長

2019/10/17

指揮者のウラディーミル・ユロフスキ(Vladimir Jurowsky)がスヴェトラーノフ記念ロシア国立交響楽団(Svetlanov State Academic Symphony Orchestra of Russia)との契約を延長した。ユロフスキは2011年から芸術監督兼首席指揮者を務めている。契約延長で任期は2020/2021シーズン終了まで伸びる。

ユロフスキは2007/2008シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、2017/2018シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者も兼任。2021/2022シーズンからバイエルン州立歌劇場の音楽総監督に就任することが決まっている。

ロシア国立交響楽団は1936年、モスクワに設立されたオーケストラ。1991年までのソビエト連邦時代は、ソヴィエト国立交響楽団の名称が使われていた。2006年からオーケストラに多大な貢献をした指揮者のエフゲニー・スヴェトラーノフの名前が付けられるようになった。

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