リトアニアの首都ビリニュスで行われていた第7回「ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクール」で3月22日、日本の平野友葵(Yuki Hirano)が優勝した。第2位に中国のジンジュ・リ(李金珠)、3位に韓国のチェヨン・イ(Lee ChaeYeon)が入賞した。
コンクールは2001年、20世紀を代表するヴァイオリニストの生誕100年を記念して、生まれ故郷であるビリニュスに創設されたもの。4年に一度の開催で、創設から世界的ヴァイオリニストのギドン・クレーメルが審査委員長を務めてきた。本選には6人が出場、平野はリトアニア国立交響楽団との子所以で、シベリウスのヴァイオリン協奏曲を弾いた。
平野は札幌生まれの20歳。桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを経て、2023年9月からウィーン市立音楽芸術大学に留学中。これまでに福島紫、徳永二男、パヴェル・ヴェルニコフらに師事、第89回「日本音楽コンクール」第2位、第5回「ウィーン国際音楽コンクール」第1位など受賞多数。
写真:International Jascha Heifetz Competition
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ビリニュス発 〓 第7回「ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクール」で日本の平野友葵が優勝

2025/02/24
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