コントラルト歌手で指揮者のナタリー・シュトゥッツマン(Nathalie Stutzmann)が米国のフィラデルフィア管弦楽団の首席客演指揮者に就任することになった。任期は 2021/2022シーズンから。シュトゥッツマンは現在、ノルウェーのクリスチャンサン交響楽団の首席指揮者(2018-)、アイルランドのRTÉ国立交響楽団の首席客演指揮者(2017-)を務めている。
シュトゥッツマンはパリ郊外の田園都市シュレンヌ生まれの55歳。1988年の「ベルテルスマン国際声楽コンクール」で優勝して歌手として活躍の場を広げていたが、2000年代に入ってヨルマ・パヌラらに師事して指揮活動をスタート。2009年には自ら室内アンサンブル「オルフェオ55」を設立して(昨年4月に資金難から活動を停止)指揮活動を本格化させた。
写真:Kristiansand Symfoniorkester
フィラデルフィア発 〓 ナタリー・シュトゥッツマンがフィラデルフィア管の首席客演指揮者に
2020/12/09
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