チェコの指揮者ヴラディミール・ヴァーレク(Vladimír Válek)が2月16日に亡くなった。89歳だった。1985年から25年以上にわたってプラハ放送交響楽団の首席指揮者を務めた他、日本でも大阪シンフォニカー交響楽団の首席客演指揮者を務めた。
ノヴィー・ジチン生まれで、プラハ音楽院を卒業後、指揮者として活動。1970年に30代でドボルザーク室内管弦楽団を創設、1985年にプラハ放送交響楽団の首席指揮者に就任し、2011年に退任するまで25年以上にその任にあった。この間、スプラフォン、ポニーキャニオンなどにドヴォルザークやチャイコフスキーの交響曲全集など多くの録音を行った。
また、2004年から2007年にかけてスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務めた。日本では、2004年から2008年にかけて大阪シンフォニカー交響楽団の首席客演指揮者を務め、日本フィルハーモニー交響楽団や読売日本交響楽団にも客演している。
写真:PJ – IVAN MALY
訃報 〓 ヴラディミール・ヴァーレク(89)チェコの指揮者

2025/02/17
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