日本の指揮者界の大御所、秋山和慶(Kazuyoshi Akiyama)が23日、所属事務所を通して引退を発表した。元日に自宅で転倒して入院、8月末まで指揮活動を休止して治療に専念するとしていたが、重度の頚髄損傷により手足に後遺症が残っているため、今後の指揮活動は困難と判断したという。
秋山は東京都で生まれの84歳。現在は東京交響楽団とバンクーバー交響楽団の桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、日本指揮者協会第5代会長、Osaka Shion Wind Orchestra芸術顧問、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授を務めていた。
写真:Tokyo Symphony Orchestra
東京発 〓 指揮者の秋山和慶が引退を発表

2025/01/25
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。