ブリュッセル発 〓 モネ劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

2020/03/27

モネ劇場(La Monnaie)が来シーズン、2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表した。

新制作は、世界初演となる《私たちの歌の時間》の他、《ねじの回転》、《ヘンリー八世》。

《私たちの歌の時間》はヨーロッパ・ジャズ界のカリスマ・ピアニストから作曲家に転じたベルギーのクリス・デフォートの作品。

これに昨年のエクス・プロヴァンス音楽祭で世界初演されたアダム・マオールの《眠れる千人》のベルギー初演が加わる。

マオール(1983-)はイスラエルの作曲家で、《眠れる千人》はイスラエルとパレスチナの紛争についてのヘブライ語のオペラ。

また、「バスターダ!=Bastarda!」と名付けられた公演も行われる。イングランドのエリザベス1世の生涯を、ドニゼッティの4つのオペラからの抜粋を繋ぎ合わせて描く試み。

取り上げる4作品は《ケニルワース城のエリザベッタ》、《アンナ・ボレーナ》、《マリア・ ストゥアルダ》、《ロベルト・デヴリュー》。2夜にわたる大規模な取り組みで、指揮はフランチェスコ・ランツィロッタ。

オペラのラインナップは以下の通り。


クリス・デフォート《私たちの歌の時間》 = 世界初演
9.15 →
演出:テッド・ハフマン
指揮:クワメ・ライアン


アダム・マオール《眠れる千人》 = ベルギー初演
9.26 →
演出:ヨナタン・レヴィ
指揮:エレーナ・シュワルツ


コルンゴルト《死の都》
10.22 →
演出:マリウシュ・トレリンスキ
指揮:ローター・ケーニクス


ヴェルディ《ファルスタッフ》
11.9 →

演出:ロラン・ペリー
指揮:アラン・アルティノグリュ


ブリテン《ねじの回転》 = 新制作
2021.1.19 →
演出:アンドレア・ブレス
指揮:ベン・グラスバーグ


サン=サーンス《ヘンリー八世》 = 新制作
4.27 →
演出:オリヴィエ・ピィ
指揮:アラン・アルティノグリュ


ワーグナー《パルジファル》
6.15 →
演出:ロメオ・カステルッチ
指揮:アラン・アルティノグリュ


写真:La Monnaie / Johan Jacob


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロサンゼルス発 〓 アカデミー賞授賞式の指揮台に初の女性指揮者

  2. アムステルダム発 〓 エド・デ・ワールトに改めて「副指揮者」の称号

  3. ベルン発 〓 スイスは1,000人以上のイベントを禁止、新型コロナウイルスの感染拡大で

  4. ニューヨーク発 〓 カーネギー・ホールがハレルを偲ぶオンライン演奏会

  5. バーミンガム発 〓 ジュリアン・ロイド・ウェッバーが王立バーミンガム音楽院の学長を退任

  6. サクラメント発 〓 ホログラムで再現されたマリア・カラスがオーケストラと共演

  7. 訃報 〓 ガブリエル・バキエ, フランスのバリトン歌手

  8. ボストン発 〓 ボストン響が東アジア・ツアーを中止

  9. ベルリン発 〓 ベルリン・フィル恒例の「ヨーロッパ・コンサート」、今年は本拠地フィルハーモニーのホワイエで

  10. 浜松発 〓 浜松国際ピアノ・コンクールが第11回の開催中止を発表

  11. ロンドン発 〓 新型コロナウイルス感染のアンネ=ゾフィー・ムターがネット上でカルテット演奏

  12. ブリスベン発 〓 「オペラ・オーストラリア」が新しい“リング”チクルス

  13. ドレスデン発 〓 聖十字架合唱団の第29代「クロイツカントール」にマーティン・レーマン

  14. ベルリン発 〓 ベルリン州立歌劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  15. ベルリン発 〓 オペラ雑誌「オペルンヴェルト」が「オブ・ザ・イヤー2020」を発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。