訃報 〓 エツィオ・ボッソ, イタリアのピアニスト・作曲家・指揮者

2020/05/15
【最終更新日】2020/05/16

ピアニスト、指揮者、作曲家として活躍していたイタリアのエツィオ・ボッソ(Ezio Bosso)が5月15日ボローニャで亡くなった。48歳だった。2011年から脳腫瘍の手術を受けて以来、神経変性疾患が悪化、昨年秋からはピアニストとしての活動を止めていた。

トリノで生まれ。ウィーンでコントラバス、作曲、指揮を学んだ後、ヨーロッパ室内管弦楽団、ルツェルン音楽祭管弦楽団などで活動。その後、イタリアのオーケストラで指揮を始め、プッチーニ・フェスティバルなどの音楽祭でも指揮。2017年からはトリエステのヴェルディ劇場の専属指揮者の一人だった。

2016年にはサンレモ音楽祭にも出演。そのライヴが人気に火をつけ、2017年にSony Classicalからリリースされたアルバム「The 12th Room」がイタリアだけで5万枚を売り上げた。2017年には「ストラディヴァリ・フェスティヴァル室内管弦楽団」を設立。2018年には欧州議会に招かれている。

作曲家としては、ガブリエーレ・サルヴァトーレス監督作品『ぼくは怖くない=Io non ho paura』の音楽を担当。バレエの音楽も手掛け、《Murmurtaion》はウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラハウス、シャトレ劇場などで上演されている。

写真:Sony Classical







関連記事

  1. 訃報 〓 ヤーッコ・クーシスト, フィンランドのヴァイオリニスト・作曲家・指揮者

  2. 訃報 〓 野島稔, 日本のピアニスト

  3. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  4. フランクフルト発 〓 メゾ・ソプラノのクラウディア・マーンケにフランクフルト市から「宮廷歌手」の称号

  5. 訃報 〓 クラウディオ・カヴィーナ, イタリアの指揮者・カウンターテナー

  6. レイキャビク発 〓 ワーグナー《ワルキューレ》のアイスランド初演がお流れに

  7. ベルリン発 〓 メルケル政権、コンサートなどのイベントは8月末まで禁止

  8. 訃報 〓 伊藤京子, 日本のソプラノ歌手

  9. ロッテルダム発 〓 音楽メッセ「クラシカル・ネクスト」が中止を発表

  10. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭《ニュルンベルクのマイスタージンガー》の公演で、ボー・スコウフスが滑り込みで代役務めて公演救う

  11. チューリッヒ発 〓 ヴァイオリニストのダニエル・ホープがチューリッヒ室内管との契約を延長

  12. シドニー発 〓 海辺のテラス・レストランに急降下するカモメ対策にパトロール犬

  13. ヴィースバーデン発 〓 ヘッセン州立劇場が2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

  14. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が14日に特別コンサート、ウクライナへの連帯を全世界に発信

  15. ウィーン発 〓 ネトレプコが右肩の緊急手術で国立歌劇場への出演をキャンセル。一方で「ポーラー音楽賞」授賞、初めての著作刊行、5年ぶりのソロ・アルバムが登場

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。