ライプツィヒ発 〓 ブロムシュテットがモーツァルトの新発見作品を早くも録音

2024/10/09

新たに発見されたモーツァルトの小品を、ヘルベルト・ブロムシュテット(Herbert Blomstedt)がライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮して録音した。ドイツ・グラモフォンが10月18日から全デジタル・プラットフォームで発売するという。

新発見となった小品は、国際モーツァルテウム財団の研究者がケッヘル目録の更新作業中にライプツィヒ市立図書館で発見したもの。「とても小さな夜の音楽」として名付けられた2つのヴァイオリンとバスのために書かれたセレナードで、7つの小さな楽章で構成され、12分程度の作品。

作曲年代は、1760年代なかばから後半とみられ、モーツァルトが10代の頃に作曲したと推測されている。見つかった楽譜は自筆譜ではなく、1780年ごろに書き写したもの。新たにケッヘル「648」の番号が与えられ、9月19日にザルツブルクで世界初演され、21日にはライプツィヒでも演奏された。

ブロムシュテットが録音したのは、その交響楽版。録音に当たってこう語っている。

97歳にして、モーツァルトの初期の作品の初録音に携わることができたのは、思いがけない贈り物です。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団がこの作品の最も説得力のある音楽パートナーであったのは、私がこのオーケストラと長い歴史と緊密なパートナーシップを持っていること、そしてモーツァルトの原稿がライプツィヒで発見されたことが理由です。 純粋な室内楽の編成で個々のヴァイオリンとベースを使用するのではなく、交響曲として演奏することは、熟考を要するものでしたが、最終的には非常に説得力のある結果をもたらしました。モーツァルトのセレナーデ変ロ長調K.648の解釈の長い歴史の始まりに、小さなきっかけを提供できたことを嬉しく思います。

ドイツ・グラモフォンはブロムシュテットの録音に先立ち、10月11日からオリジナルの室内楽版の録音2種も発売するという。

写真:Gewandhausorchester Leipzig


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