ドイツ・ミュンヘンを拠点とするバイエルン州立オペラ(Bayerische Staatsoper)が新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表した。新制作は以下の10作品で、そのうち、ブレット・ディーンの《ハムレット》、ヘンデルの《セメレ》は、夏のオペラ・フェスティバルに登場する。
また、今年から「イエス、5月」という16世紀後半の音楽劇と現代の音楽劇との対話に特化したフェスティバルを5月に創設することを発表。2年目の来年5月は細川俊夫の《班女》と《松風》、モンテヴェルディの《ウリッセの帰還》の上演が行われる。
10月26日 →
モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》
[演出]ベネディクト・アンドリュース
[指揮]ウラディーミル・ユロフスキ
[出演]ルイーズ・オルダー / エイヴリー・アムロウ / コンスタンティン・クリンメル / ゼバスティアン・コールヘップ / サンドリーヌ・ピオー / クリスティアン・ゲルハーヘル
11月3日 →
ワーグナー《ローエングリン》
[演出]コーネル・ムンドルッツォ
[指揮]フランソワ=グザヴィエ・ロト
[出演]ミカ・カレス / クラウス・フロリアン・フォークト / マーリス・ペーターゼン / ヨハン・ロイター / アニャ・カンペ / アンドレ・シュエン
2023年1月29日 →
パーセル《ディドとエネアス》
シェーンベルク《期待》
[演出]クリストフ・ ワリコフスキ
[指揮]アンドルー・マンゼ
[出演]アウシュリネ・ストゥンディーテ / ギュンター・パペンデル / ヴィクトリア・ランデム / キーモン・ムラー / エルミラ・カラハノワ
3月5日 →
プロコフィエフ《戦争と平和》
[演出]ドミトリー・チェルニャコフ
[指揮]ウラディーミル・ユロフスキ
[出演]アンドレイ・ジリホフスキー / オルガ・クルチンスカ / アレクサンドラ・ヤンゲル / ケヴィン・コナーズ / アレクサンドル・フェディン / ヴィオレッタ・ウルマーナ / エリック・カトラー / エミリー・シエラ / セルゲイ・レイフェルクス
5月5日 →
細川俊夫《班女》
[演出]シディ・ラルビ・シェルカウイ
[指揮]ローター・ケーニヒ
[出演]サラ・アリスティドゥ / シャルロッテ・ヘレカント / コンスタンティン・クリンメル
5月6日 →
細川俊夫《松風》
[演出]ロッテ・ファン・デン・ベルグ
[指揮]ヨハンネス・ デブス
[出演]Emily Pogorelc / アナイク・モレル / マーティン・スネル / トム・エリック・リー
5月7日 →
モンテヴェルディ《ウリッセの帰還》
[演出]クリストファー・リューピング
[指揮]クリストファー・モールズ
5月15日 →
ヴェルディ《アイーダ》
[演出]ダミアーノ・ミケレット
[指揮]ダニエレ・ルスティオーニ
[出演]アニタ・ラチヴェリシュヴィリ / エレナ・スティッキナ / ブライアン・ジャッジ / アレクサンダー・ケプツィ / ルカ・サルシ
6月26日 →
ブレット・ディーン《ハムレット》
[演出]ニール・アームフィールド
[指揮]ウラディーミル・ユロフスキ
[出演]アラン・クレイトン / キャロライン・ウェッターグリーン / ロッド・ギルフリー / ソフィー・コッホ / チャールズ・ワークマン / ジャック・インブライロ / ジョン・トムリンソン
7月15日 →
ヘンデル《セメレ》
[演出]クラウス・グート
[指揮]ステファノ・ モンタナーロ
[出演]ブレンダ・ラエ / マイケル・スパイレス / ジョナス・ハッカー / ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキ / エミリー・ダンジェロ / デルフィーヌ・ガルー / ジェシカ・ナイルズ / フィリップ・スライ
写真:Bayerische Staatsoper
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