テルアビブのイスラエル室内管弦楽団が首席指揮者兼芸術監督に、アルメニア出身の指揮者ルーベン・ガザリアン(Ruben Gazarian)を迎えると発表した。アリエル・ズッカーマンの後任。ガザリアンは現在、ドイツのアルテンブルク・ゲラ劇場の音楽総監督を務めている。
ガザリアンはアルメニアの首都エレバン生まれの52歳。父親からヴァイオリンの手ほどきを受けた後、エレバン音楽院でボロディン・カルテットのルーベン・アハロニアンに師事、その後、ライプツィヒ音楽演劇大学「フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ」で学んで指揮者に転身した。
2002年に第1回「ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクール」で優勝。その後、ヴュルテンベルク室内管弦楽団ハイルブロンの首席指揮者兼芸術監督(2002ー2018)、グルジア室内管弦楽団インゴルシュタットの芸術監督(2015ー2020)を歴任してきた。
写真:Philharmonisches Orchester Altenburg Gera / Ronny Ristok
テルアビブ発 〓 イスラエル室内管が首席指揮者兼芸術監督にアルメニア出身の指揮者ルーベン・ガザリアン
2024/04/24
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